観月庵TOP of 嵯峨嵐山 観月庵公式サイト


京都 嵯峨嵐山瞑想堂 観月庵

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(開創趣意)
「辛いことがあっても揺るがず、いつも心穏やかに生きたい」「もっと精神的に強い自分になりたい」「心の安らぎを見つけたい」そういう気持ちを抱いた時、答えを探す方法の一つとして、仏教やヨガの伝統の中で受け継がれてきたのが「瞑想」です。

およそ2500年余の昔、お釈迦様は人生の生老病死の苦しみがなぜ存在するのか、どこから来るのか、どうすればその苦しみから逃れられるのかを知るために王子の生活を捨て出家され、瞑想修行の中で本来の自分のこころを見つめ悟りを開かれたと伝えられております。

表面的な物質的豊かさこそ変わりましたが、現在の日本でも生老病死の苦しみは2500年前と同様、あるいはそれ以上に深刻です。長寿化による老いの苦悩や、それに伴う周囲の介護負担の増大は深刻化の一途をたどっています。また、家族や地域・職場の絆の希薄化、貧富の格差の拡大、そしてコンピュータやインターネット、スマートフォンなどの発達による仕事や生活のスピードアップなどから生じるストレスの増加で、心身の疲弊や生き辛さがますます深まることが危惧されています。

一方、かつて日本人の精神生活に大きな影響を与えてきた日本の仏教は、檀家制度を背景に永く葬儀を中心とする活動に大きく依存してきました。それは「葬式仏教」と揶揄される風潮を生み、今や人々が僧侶に生きる上での苦悩を和らげる精神的なサポートを求めることは珍しい状況です。

こうした社会状況を踏まえ、今一度お釈迦様の問題意識に戻り、悟りの原点である瞑想の伝統に立ち返り、自分の内面に目を向けて静かに自分のこころを見つめ、老病死の苦悩から解脱する活動を行うことが求められているのではないかと思います。その活動の拠点として嵯峨嵐山にささかながら観月庵と称する瞑想堂を開きました。

上記趣旨に賛同される人々の輪が広がり、普段の生活の中で「瞑想」がこころの拠り所の一つになり、こころの癒しと本当の安らぎがもたらされることを切に願います。

また仏教界の僧侶も死者ばかりではなく生者にも目を向け、病いや老いなどの生きる苦しみを癒し、死とも不安無く向き合うための「こころのケア」を、弔いと並ぶ僧侶の責務として行う日が来ることを念願致します。


平成二十二年十月
観月庵 庵主
                          高野山真言宗 大僧都 大園眞光 阿闍梨
                             (阿字観瞑想指導者・カウンセラー)

<観月庵の主な活動>
観月庵では、「瞑想」と「仏教カウンセリング」、「弔いと供養」などの活動を通して、こころと魂のケアを行っています。

1.こころの癒しとリラックスのための瞑想会
(京都の瞑想講座は2020年6月より再開)
観月庵では、「こころの健康を育む市民の会」(京都市福祉ボランティアセンター登録団体)と協力して一般の方々を対象に、毎月こころの癒しとリラックスのための瞑想会を京都市内や大阪市内の文化施設や拙庵などで開催しています。
「辛いことがあっても揺るがず、いつも穏やかに生きたい」「もっと精神的に強い自分になりたい」「心の安らぎを見つけたい」そういう気持ちを抱いた時、答えを探す方法の一つとして、仏教やヨガの伝統の中で受け継がれてきたのが「瞑想」です。

京都には昔から月を眺める伝統がありますが、この瞑想会では、弘法大師の開かれた真言密教に伝わる
 ・自分のこころの中の仏性・菩提心を表す満月を観想する「月輪観」
 ・仏を表す「阿」の声の響きに心を乗せて集中していく瞑想「阿息観」 
 ・梵字の阿字を通して宇宙に遍満する仏の光と一つになる「阿字観」
を中心に、心のリラックスやストレスの緩和、集中力などを養うことをゆっくり体験しながら実修します。

この月輪観・阿息観・阿字観はシンプルながら、心を癒し自然や宇宙と自分自身が一体であることを体感する瞑想法です。
こころの中の宇宙への旅にあなたも出かけてみませんか! 宗教宗派は問いません。瞑想は初めてという方もお気軽にご参加下さい。
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2.仏教カウンセリング~生老病死の悩みに寄り添う~
(1)大切な人を亡くされた方のための仏教カウンセリング
宗教・宗派を問わず病気や自死などで大切な人を亡くされた方などを対象に、カウンセリングや傾聴の訓練を受けた僧侶が面談やお電話で心の悩みや辛いお気持ちをお聴きします。ご要望が無い限り特定の宗教・宗派の教義のお話しを押し付けたりすることはありません。事情によっては病院やご自宅等への訪問もご相談下さい。
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(2)自死遺族のための「わかちあいの会」
大切な方を自死(自殺)で亡くされた遺族の方々が、お互いに安心してご自身の気持ちを打ち明けることのできる場です。NPO法人大阪自殺防止センターの主催の下、当庵からもコーディネーター役のボランティアとして参画しサポートしています。
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(3)病い・老い・死と不安なく向き合うための「人生後半のこころの健康講座」
人生後半はそれまでの人生の実りを味わう大切な季節であると同時に、さまざまなものを失っていく「喪失の時代」です。仕事や肩書の喪失、健康や体力の喪失、親や配偶者・友人との別れ、そして自分の命の喪失。このような「喪失の時代」をどのように受け止め、心の健康を保っていけばよいのでしょうか。
観月庵では、「こころの健康を育む市民の会」(京都市福祉ボランティアセンター登録団体)と協力して人生後半を迎え人生の晩秋を感じたり、あるいは病気や近親者との死別などで死を身近に感じた方などを対象に、臨死体験の研究などをヒントに自分にあった死生観を育むことで、死に対する恐怖や苦悩を和らげ、余裕をもって将来の死と向き合う心構えを身につけるための講座を行っています。
残りの人生の心のストレスを軽くし、不安なく「病い」や「老い」そして「死」と向き合うにはどうしたらよいのかを、カウンセリングの考え方を活用して楽しみながら一緒に考えていきます。

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(4)彼岸への旅立ちのサポート
 ①エンディングケア・カウンセリング
  ~自分の死と向き合うためのエンディングサポート~
病気などにより自分の死と向き合うことになった方を対象に、来るべき死と不安なく向き合うために、エンディングノートのお話しなどをしながらご自分らしいの死生観を育み、こころを軽くするお手伝いを致します。

 ②葬送・仏事についての相談・サポート
自分や家族のお墓や葬儀・供養についての悩みや疑問について一緒に考えて行きます。
また、お寺の檀家にならない方のための葬儀や回忌法要、お盆参りなどのご供養もお受けします。
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